最近、完全にサボっていた和装を再開して、
持ち物点検方々、コーディネイトしてみたり欲しいものを思い出す手助けになれば と、写真を撮り始めた。
宝づくしとび柄小紋に、半幅帯をあわせてみたり、
二段のしめ片ばさみ
とりあえず、袷にあわせる小物を撮影してみたり。
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そういえば、半襟は自作してたっけな...
- 白いブロード生地にレースを二段に配置してみたり
- 紺地に白水玉のブロード生地にブレード状のレースを縫い付けてみたり
- ビーズにレース糸を通して編み上げた「ビーズ半襟」 これは購入した
着物1つに帯3つなんてよく言うけど
これ全部半幅帯。半幅帯は基本全通柄だから、ものすごく楽。
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名古屋帯より、半幅帯。欲を言えば、六寸帯が欲しいなぁ
作っちゃいましょう、六寸帯
六寸帯とは: 袋帯/名古屋帯は出来上がり八寸、半幅帯は四寸、つまり、その間を取る使い勝手の良い帯。だが、あまり市場に出回っていない。 ちなみに六寸で織られた帯の大半が、7歳女児の晴れ着用帯である。六寸(幅)帯を作るには、袋帯を仕立て直すのが楽 という発想から、毎年成人式後すぐに行われる、某デパートのフォーマル/ドレス貸衣装処分市の初日に出かけた。
いいかも?と思った袋帯2点。 しかしいずれも六分通 |
これが、六分通と呼ばれる所以。 |
中の柄を抜いてるのだ。
こういうのは変わり結びができない。
けれど、これはホントどうしようか真剣に悩んだ。 こんなコーヒー色はあんまり見ないし、これ、籠目柄から切っちゃえば丁度六寸帯になる、理想的な帯なのだ。
先に述べたように、全通柄(柄に切れ目がない)ではないため、本来の目的を果たせないので、結局諦めた。
結局
これだけ買った。 六分通の夏袋帯。 |
1050円と言うとみんな驚いてくれた。
だが、店員は「これ、夏帯ですけど」とオジョーちゃん、柄だけで決めちゃダメだぜっといってくる。 その都度「紺地の綿紅梅を広幅衿に仕立てたから、夏の昼間着にするんです」って、何度も説明するハメに。
本当は全通柄が欲しかったが、どうせ佐賀錦とか唐織とかの超縁起柄モノ、フルカラーしかないだろうってとこで途中から諦めてこれに落ちついた。 と言っても朝イチで乗り込んで取り敢えずキープしといた限定特価品。
さて、やっぱり太鼓か銀座しかないかしら? ほんとは文庫とか結びたいのにな。とは未だに悩みどころ。
帰りに、思い直した。
しじら織っぽい袷と、今じゃあまり見かけない黒地の紫陽花柄。 しつけ糸が付いていたが、裏地はものすごく黄ばんでいた。 |
結局買わなかったんだけど、後から「しじら織を解いて兵児帯に作り変えても良かったな」って。 もう売れちゃっただろうなぁ、、
あんまり収穫なかったし
「しじら織って単衣だよね、もっと細かくて張りがあったんだけど?」とかいろいろつまらないことを思いながら歩いていると
帯がないなら、作ればいーじゃない (ΦωΦ)キラン☆
と思い立ち、ある本のことを思い出した。何度か立ち読みしてたけど、覚えられなくて(後半の帯結びが)結局買ってしまった。
けれど後悔はしていない。
生地のバラエティーが広がるなら、結構いろいろアイディア持ってるぞ。
半襟だけでなく、帯も自由に作れたら(フォーマルな袋帯は無理だけど)
和装ももっと身近になるし、なにより経済的かもしれない。
これは目から鱗の1冊でした。