パイシートで代用、なんちゃってタルトタタンの作り方。紅玉を使った簡単お菓子のレシピを公開。
タルトタタン 改め、パイdeタタン |
タルトタタンをパイde作る ★★★★☆
材料 と 手順
《材料》
- 材料1
- 紅玉リンゴ 4〜5個 (だいたい900g〜1000g)
- 材料2
- グラニュー糖 リンゴ可食部量の約1割
- バター 砂糖分量の 1/3
- 水 大さじ2
《手順》
1. 準備
- リンゴの皮を剥き、芯を取る
- リンゴは4等分か6等分に切りる
- リンゴの可食部の重さから砂糖とバターの量を算出してそれぞれ準備
2. リンゴを煮る汁。キャラメリゼからつくる(敢えて、キャラメリゼ(カラメル)を作らないタルトタタンもあるようだが、できれば作って欲しい キャラメリゼの作り方参照)
- テフロン加工のフライパンを用意
- フライパンサイズはリンゴが綺麗に並ぶくらいの大きさで
- 水(大さじ2)と、グラニュー糖を火の付いていないフライパンに入れ、中火にかける
- 揺するだけで、木べらなどでかき混ぜたりしないこと
- カラメル色になるまで我慢
- 好みのタイミング(色が濃いと苦みが出る)で火を止めバターを入れる
3. リンゴをソテーしながら、オーブンの準備
- 2.のフライパンにリンゴを並べていく
- 全ての面に返しながら、リンゴの全身が満遍なく薄ら透明になるまで約20分中火でソテーしていく(状態によっては15分程度のことも)
- オーブンを180度に温めておく
1/6にカットした紅玉。煮始めの状態 |
何度か返して、全体に色が付くまで約20分。焦がさないよう注意 |
4. オーブンでリンゴだけ焼く
- ほどよい状態になったリンゴをパラフィン紙を敷いた耐熱容器(大きさ直径20cmくらい)にリンゴをできるだけ隙間なく入れる。煮汁が残っていたら、全部入れる(残っていなくても大丈夫)
- 180度に温めたオーブン(下段)で40〜45分焼く
パラフィン紙を敷いて キャセロールに入れた(フタはしない) |
45分後。焦げ目が気になるし、 リンゴが透き通ってないのも気になったが、結果問題なかった。 |
キャラメリゼが上手くいった場合、リンゴから煮汁が沢山出てくる。 これも全部かき集めてポットに入れる。 (蒸発するまで煮詰めてもいいけど、神経質に鳴る必要なし) |
5. オーブン上がりを逆算してパイシートを準備
- リンゴに蓋をしてもう一度焼くので、容れ物の大きさに合わせてパイシートを伸ばす
今回は小ぶりのオーマイ製(18×18cm) ピケとは、フォークなどであける空気穴のことらしい |
パイ生地用麺棒を持って居ないので、パン形成用麺棒で代用・笑 打ち粉を振るわず パイシートに入っていた紙で挟んで伸ばした。 |
6. パイシートで蓋をして再びオーブンで焼く
- リンゴを完全に覆うようにパイシートで蓋をする
- 再び180度に温めたオーブンに入れて、30分。
四角いピザシートの端っこが残っても使い道に困るので ちょっとずつ切っては隙間に押し込んだ 最終的にはひっくり返すので焼きムラは気にしなくてもOK |
7. パイシートに焼き色が付いたら取り出す
- タルトの場合、180度で40分ほど焼くようだが、パイシートはそこまでながくなくてもよい。(最初、間違えてタルトと同じ時間焼いたら、いつまで経ってもサクサクのままだった。これはこれでよかったかも?)
- 粗熱を取ったら、一晩冷蔵庫で寝かせる
余分なパイシートも問題ないカンジ。(180度で40分の色目) |
オーブン取り出しすぐは、スープみたいにユルユル。 |
8. 一晩おいた冷蔵庫からとりだして完成
ポコッと取り出せるくらい固まっている |
皿で蓋をして、ひっくり返したら、パラフィン紙を剥がす |
リンゴ自身の重みで、隙間がなくなっている パイもパリパリのまま... |
《注意事項など》
- バターは無塩がいいのだろうけど、有塩でも問題なくできる。そんなに気にしなくてもOK
- 最近は甘い紅玉もあるそうだけど、はやり酸っぱい紅玉の方が絶対オススメ
- カラメリゼの作り方が不安な人は、いろいろなレシピを見てコツを掴むとよい
- 概ねの分量はリンゴの可食部量を基準に、砂糖は1割、バターはその1/3を目安に
- 砂糖が少ないと、固まり具合が弱く食べる時崩れやすくて大変なことになるので砂糖はケチらずに使って欲しい
- 「タルト」で作るのが本式だが、タルトはバターも多く要るし重いので、パイの方がオススメ
- フライパンは約30cmのものを使用した。中華風の丸底ではなく、平らなタイプ
- リンゴをフライパンでソテーする時、最初は全部入りきらないかもしれないが、ムリに入れずに、並べて火が通って小さくなったところに入れていけばOK。崩れやすいので気をつけて
- とにかく、紅玉を加熱するととてもいいシゴトする、時間をかけて丁寧にソテーすればあとはオーブンがうまくやってくれる
オトナの味に仕上げたいなら、
絶対 キャラメリゼの作り方参照 も見て欲しい。
きっと、タルトタタン作りが楽しくなるハズ!
もう少し薄切りでフライパンでのソテー時間を短くして、アップルパイのフィリングにもこの分量で応用可能!
短い紅玉の季節を楽しんで〜☆